防水材用語解説 か行

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防水材用語集

防水材用語解説
か行

可使時間
塗布のために調整された樹脂が依然として使用できる状態にある間の時間
ケレン
「clean」を語源とする言葉で、塗装面を清浄にすること。鉄部の場合、1種から4種までの定義がある。

補修工事の鉄筋処理工では、デスクサンダーなどの電動工具やスクレーパー、ワイヤーブラシなどの手工具を用いて、旧途膜、錆びを全面撤去し、鉄面を露出させる2種ケレンや、手工具を用いて、劣化してない塗膜は残して、旧途膜、錆びを除去し、鉄面を露出させる3種ケレンが適用される。
コールドジョイント
多くのコンクリートを打ち込む場合、次々と運搬されてくるコンクリートは、前に打ち込まれたコンクリートの上に重ねて打ち込まれる。

この際、運搬が長時間中断したり、打ち込み順序が適切でなかったりすると、前に打ったコンクリートが固まり始めているため、上に重ねて打ち込んだコンクリートと一体化せず、打ち継いだ部分に不連続な面、コールドジョイントを生じる場合がある。

コールドジョイント部のコンクリートは脆弱であり、ひび割れが生じていることが多く、構造物の耐久性や水密性等を低下させる原因となる。
ガラス転移点
非晶質固体材料にガラス転移が起きる温度であり、通常Tgと記される。ガラス転移点より低い温度の非晶状態をガラス状態といい、ガラス転移点より高い温度では物質は液体またはゴム状態となる。
共重合
2種類以上のモノマーを用いて行う重合のこと。生成するポリマーは共重合体(コポリマー)と呼ばれる。
カチオン系
水中で隔離したとき陽イオンとなるもの。親水基としてテトラアルキルアンモニウムを持つものが多い。
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