防水材用語解説 あ行
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防水材用語解説
あ行
エトリンガイト
セメント水和物の一つ。化学式3CaO・Al2O3・3CaSO4・32H2Oで表される化合物の鉱物名。
カルシウムアルミネートトリサルフェートハイドレート、略してトリサルフェートとも称される。
セメントが水和する時、セメント中のアルミネートと石膏との反応で水和初期に針状結晶として析出する。エトリンガイトはそれ自体で強度を発現し、高硫酸塩スラグセメントや超速硬セメントでは、初期強度の発現をエトリンガイトに依存している。
また、エトリンガイトは結晶化する際に膨張し、結果としてセメント硬化体を膨張させる性質がある。この性質が3CaO・Al2O3の多いセメントが硫酸塩により崩壊する原因になり、また、逆にこの性質を利用して、水和エトリンガイトを生成する化合物をセメントに添加して膨張セメントとすることができる。
エフロレッセンス
モルタルやコンクリートあるいはこれらの二次製品の表面、タイルやブロックの目地に生じる白い線状の吹出物あるいは斑点をいう。白華ともいう。
セメント中に含まれる硫酸塩、炭酸塩が水に溶けて表面に現れ、水が蒸発して析出した塩で、特に炭酸カルシウムは影響が大きい。一次エフロレッセンスと二次エフロレッセンスに分けて説明される。
一次エフロレッセンスとは、コンクリート内部の混練水中の水酸化石炭が表面に析出されたものである。一方、二次エフロレッセンスとは、地下水や雨水など外部の水に溶け込んだ遊離石炭が孔や亀裂から表面に析出されたものである。
エフロレッセンスは、不均質な施工や透水性の高いコンクリートにおいて発生しやすく、また冬期の工事で目立つ傾向がある。
アクリル樹脂
アクリル酸エステルあるいはメタクリル酸エステルの重合体で、透明性の高い非晶質の合成樹脂。
エマルション
溶質溶媒がともに液体である分散系溶液のこと。乳濁液とも言う。
アニオン系
水中で隔離したとき陰イオンとなるもの。親水基としてカルボン酸、スルホン酸、あるいはリン酸構造を持つものが多い。
アルキル基
脂肪族炭化水素から水素1原子が失われて生ずる1価の基CnH2n+1-の一般名。
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