UR都市機構の保全工事共通仕様書認定工法 ビッグサンRA-4工法(トップAS仕上げ)ポリマーセメント系塗膜防水工法(全面修繕2回目)

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ビッグサン URA-1工法

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保全工事共通仕様書 2章 防水修繕工事 5節 脱気絶縁複合防水工事(歩行用)
2.7.6 ポリマーセメン卜系塗膜防水工法(全面修繕2回目)

ビッグサン UR都市機構 保全工事共通仕様書(平成26年度版)ラインナップ

 

用途:バルコニー床及び共用廊下排水溝の全面修繕(2回目)

下地調査

  1. バルコニー等床の塗り換えに先立ち、既存塗膜の種類、劣化状況及びその下地の調査を行なう。
  2. 既存塗膜の確認試験
    各棟3箇所以上の付着試験を行い、付着強度が0.5N/mm2以上あることを確認する。
  3. 既存塗膜と改修用塗膜防水材プライマーの付着試験
    JIS K 5600-5-6(塗料の一般試験方法一第5部:塗膜の機械的性質一第6節:付着性(クロスカット法))によるクロスカット法により、各棟3箇所以上行う。
  4. 既存塗膜等の付着強度が所定の強度を得られない場合は、監督員と協議する。

下地処理

(1)モルタル及びコンクリート面の下地処理

  1. バルコニー等床の浮き、ひび割れ及び欠け並びにサッシ下端シーリング材取換え時の下地補修は、エポキシ樹脂注入工法及びモルタル欠損部補修による他、次による。
  2. バルコニー等床(平場部分〉のひび割れが1.0mm以上の補修は、Uカットし可とう性エポキシ樹脂充填工法を行う。
  3. バルコニー等床の排水に著しく影響する不陸等は、メンテモルタル等を用いて補修する。
  4. サッシ下端のシーりング材が劣化し雨漏れのおそれがあるものは監督員と協議する。ただし、サッシ下枠に水抜き穴等がある場合はシーリングを施工しない。

(2)既存防水塗膜のひび割れ、はがれ、膨れ及び浮き等の下地補修は次による。

  1. 防水層のひび割れ、はがれは当該周辺の脆弱部をカッター等で切除し、下地を十分に乾燥させ、プライマーを塗布、硬化後、塗膜防水材を充填し、平滑に仕上げる。 ひび割れの幅が1.0mm未満で周辺部が十分接着している場合、ポリウレタンシーリング材を充填(ポリマーセメント系は主材を増し塗り充填)し、平滑に仕上げる。
  2. 防水層の膨れ、浮きは、カッター等で周辺の脆弱部も含め、切除し、プライマーを塗布、硬化後、塗膜防水材を充填し、平滑に仕上げる。
  3. 防水層のチョーキングは、既存防水層表面をプラシ清掃し、ゴミ、ほこり及び油脂等を除去清掃後、十分乾燥させる。

工程追加事項

  1. 居室側壁・サッシ下面台との入隅部はクロス等補強材を併用する。
  2. ドレイン廻りはよく清掃し、シーリング材で施工し、ひび割れ等がある場合は、必要に応じてクロス等補強材を併用する。
  3. 記管類の立上り部は、巾木仕上げ高さまで施エし、入隅部にはシーリング材を施工する。
  4. 共用廊下排水溝部はビニル床シートの押え金物をはずした上で、押え金物の下端まで防水を塗布する。
  5. 塗り厚は、1.5mmを標準とする。

施工

  1. ビッグサンプライマー#100を規定の配合比で十分混合、損枠し、規定量をローラー・刷毛等にて均一に塗布する。
  2. ビッグサン防水材を規定の配合比で、十分混合、撹拌し、規定量になるように数回に分けて均一に塗布する。(ローラー・刷毛等を使用)
  3. ビッグサン防水材の塗布量が規定量に達し、硬化を確認後、ビッグサントップASを規定の配合比で十分混合、撹拌し規定量を均一に塗布する。(ローラー・刷毛等を使用)

    

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