●ひび割れに対する疲労性能
ビッグサンRX工法は、下地の動きによる防水材への影響を緩衝し、防水材の「耐疲労性能」が大幅に改善され、動きの大きい部位に対しても適用できるようになりました。
耐疲労性能については、JASS 8メンブレン防水層の性能評価試験方法に基づく疲労試験を実施し、最終工程である工程3まで耐え”異常を認めない”A4区分に相当する性能であることを確認しています。
【JASS 8 疲労試験結果】
工程 |
ステップ |
1 |
2 |
3 |
温度(℃)→
ムーブメント(mm)↓ |
20 |
60 |
-10 |
1 |
0.5 ←→ 1.0 |
|
2 |
1.0 ←→ 2.0 |
3 |
2.5 ←→ 5.0 |
●耐風性
台風などの強風に対して、どの程度抵抗できるか、JASS 8メンブレン防水層の耐風性試験を実施し確認しています。
試験結果は「耐風区分3=通気性スラブの屋根の一般部では風速約70m/sにたえる耐風性を有している」ことが判りました
気象庁がまとめた「風の強さと吹き方の表現(平成12年8月作成)」によると、平均風速30m/s以上の場合「屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊が始まる」
とあることから、ビッグサンRX工法の耐風性能は実用上十分な性能であると判断しております。
【JASS 8 耐風性試験】