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今月の注目防水工法

真の意味で外壁タイルの意匠性を損なわない外壁防水材とは

真の意味で外壁タイルの意匠性を損なわない外壁防水材とは

スカイコートWはオール水系材料で構成された外壁透明防水材です。透明度が高いので既存の外壁タイルの風合いや意匠性を損なわず防水改修を行う事が可能です。外壁タイルが浮いたり割れたりして室内に漏水する前に、是非とも施工をご検討いただけるよう、真の意味での意匠性について解説します。

なぜ磁器タイルが数多く採用されているのでしょうか

 

東京駅駅舎自治体庁舎・商業ビル・マンション・大学庁舎など様々なところで外壁素材として使用されている磁器タイルですが、日本で建築に用いられるようになったのは明治時代に建造された東京駅(赤煉瓦作りとして有名ですが、実は外壁は磁器タイルです)駅舎。

 

大正時代にはフランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテル2代目本館等で洋風建築が取り入れられるようになり、外壁に磁器タイルが使われ始めました。

 

当時は、とても高価な素材だったため一般には殆ど使用されていませんでした。

 

そして昭和40年代に表参道に建築された分譲価格が現在の価格で億をこえたマンションに使用されたことから、「外壁に多くのタイルを使えば使うほど高級なマンション」という風潮になり、大手デベロッパーが全国に総タイル張りマンションを建築し始めました。

 

タイルメーカーも大量生産を始める

 

需要が増すにつれてタイルメーカーもこぞって大量生産の体制をととのえます。本来磁器タイルは1枚1枚手焼きに近い状態で作られていたものが、大量生産するために工夫され、オートメーション化されていきました。

 

そうすると自ずと1枚あたりの単価も下がり、一般住宅や小さな商業ビル、多くのマンションでも使われ始めます。

 

そして、デザインも様々なものが出回るようになってきます。

 

近代になり安定した生産がととのい供給出来ることで、かなりの建築物において外壁タイルが使用されるようになりました。

 

堅牢性は非常に高く耐久性にも優れているのですが、欠点もあります。硬い=動きに弱いという事でもあり、目地や時にはタイルそのものがひび割れてしまい、見た目は問題なくともひび割れから浸水して屋内に漏水したり、タイル自身が浮いてしまったりする事もあります。

 

外壁タイルであってもそのようなマイナスな側面があるのです。

 

 

外壁タイルの改修

 

外壁タイルは屋外で露出されているので、環境によっては太陽光(直射日光)の影響を大きく受けます。日に当たると僅かではありますが、構成材料であるタイル自体や貼付けモルタル等、熱により膨張します。そして冷えると収縮して元に戻ります。特に寒暖差の激しい場所では顕著に膨張と収縮がくり返されて、ひび割れの原因となります。

 

また微振動(基本的に毎日わずかではあるものの風等の影響で建物は揺れていますし、幹線道路沿いでは大型車の通行による振動もあります)や地震などもひび割れの発生原因となります。

 

このまま放っておくとひび割れから雨水が浸入し、漏水の原因になったり、タイルの浮きが進行して剥落の原因となったりします。1階部分ならまだしも2階以上であれば剥落時に人に当たることもあるので危険です。

 

そのため法律で定期的に打診検査などをおこない浮きが無いかをチェックするようになっています。

 

ここで、異変が認められると改修が検討されます。

 

予防という考え方

 

絶対にひび割れしないということはまず無いと考えて良いでしょう。ただしそれが致命傷になるかならないかは個々の環境や劣化の程度に依るかと想います。悪条件が重なってしまえば浸水し屋内に漏水してしまいます。また最悪の場合には剥落の危険も伴います。 

 

そうなる前に予防するということも重要な選択肢です。

 

外壁タイル防水材スカイコートWは、外壁タイルに最適な防水材です。その特長の一つが伸縮性にとても優れるということです。

 

タイルは微妙に動く(温度差の伸縮や微振動)訳ですが、それに十分追従する伸縮性があります。

 

スカイコートWを施工しておけば、非常に微細なひび割れワレがタイルや目地に生じても、弾性に優れているので、防水塗膜を維持し、そこからの浸水を防ぐことが出来ます。

 

 

優れた伸縮性を検証した動画

この動画でご確認頂けたように、非常に強靱な塗膜を形成します。

 

改修時に欠かせない周辺環境への配慮

 

二つ目の特長が、スカイコートWを構成するプライマー・防水材・トップコートの全ての材料が「水性」であることです。

 

水性ですので、溶剤系の臭気はありません。改修工事ですのでマンションや商業ビルなどの場合には居住者がいます。もし溶剤系を使用するとなると居住区に臭気が漂ってしまいます。

 

中には気にならない方も居るのかもしれませんが、たいていの場合には不快な臭いです。それどころか健康被害が出てしまいかねません。特に高齢者や小さな子供にはかなりの影響が懸念されます。

 

当然作業者も溶剤臭の対策を行いながら作業することになりますし、近隣への配慮も必要になります。

 

全ての材料が水性であるスカイコートWではそういった心配が一切ありません。

 

透明度が高いので磁器タイルの意匠性をそこないません

 

またトップコートにおいては、艶有、半艶、艶消の3種類を揃えており、既存タイルのツヤ感に合わせてトップコートを選択してもらえば、本来の意匠性を損なわずに外壁改修を行えるようになっております。

 

トップコートサンプル写真

 

事前の施工で漏水予防する

 

外壁タイルに不具合が生じても、新築同様状態に復旧できればいいのでしょうが、新規タイルとの色差の問題等、まずそれは叶いません。

 

そうなると折角高級感を醸し出すビルやマンションなどの外観が損なわれ、資産価値も下がってしまいます。

 

スカイコートWをまだひび割れ、漏水などが発生する前に事前に施工することで、微細なひび割れからの浸水の予防効果が大きく期待出来ます。ゆくゆくタイルを全面張り替えることになるより、事前にスカイコートWを施工しておくというのも、長期で考えた場合、コスト面でいい選択肢の一つではないかと考えます。

 

そのまま放っておけば劣化が進むばかりです。事態が大きくならないうちにスカイコートWを施工しておけば、大切な資産であるビルやマンションの外壁タイルを守ることが出来ます。

 

ひび割れがあれば浸水する可能性も有り、浸水したが為に屋内に漏水し内部の資産を傷めてしまう可能性もあります。

 

このような事態は決して他人事ではありません。日常に日本各地でおこっていることなのです。事実、スカイコートWは上市以来、年を追うごとに出荷数が増えております。

 

困ってからでは遅い、微妙に色が違うタイルで張り替えることにならないよう転ばぬ先の杖としてスカイコートWの施工をご検討いただければ幸いです。

 

 

スカイコートWについてはこちらです

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https://www.dainichikasei.co.jp/product/skycoat/

 

 

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