透明外壁タイル防水材としてなくてはならない存在になりつつあるスカイコートWの見積のため現場を訪れてみると、その多くが「数年内に改修していた現場」だったのです。
これまで幾度にも渡りスカイコートWの有用性をお伝えして参りましたが、改めてかいつまみご紹介しますと
これらがスカイコートWの支持を伸ばしてきた要因ともいえる特長です。
外壁タイルに塗布する材料として、撥水材、浸透性吸水防止材、塗膜防水材と色々ありますが、スカイコートWはあえて撥水材や浸透性吸水防止材と比べると、材料代のコストは正直高い方に入ります。
一般的なマンションやビルでは規模さえ違え、基本的には下記の流れで外壁タイル防水改修工事が行われます。
現場の状況や塗布材料によっては若干異なることはありますが、概ねこれら1〜8の手順で外壁タイル改修工事が行われます。
各工程による金額は施工業者によって差はあるかと思いますし、建物の形状や立地条件などでも変わってきますので、誤解を招きかねないのであえて金額は明示しておりません。
とはいえ、かなりの工程を経る必要があり、足場の設置や撤去、足場そのもののレンタル費用、高圧洗浄など、塗布作業以外にかかる費用も多々あります。
規模や求められるクオリティによっては、タイル面の全てでは無いものの大きな継ぎ目などに施されている、コーキング材の打ち替えも、専門のコーキング業者に依頼することも多々あります。
仮にAという材料が上記の1〜7迄の手順が必要だとします。しかしBという違う材料を使った場合であっても基本的には違いはありません。
つまり基本的にはどの材料で外壁タイル防水改修を行うにしても、手順に違いはほとんど無く見積の違いは「使用する材料」の違いくらいでしか無いのです。
材料が違えば上記6の材料塗布の工程で差は出る可能性は有ります。工程数が5回の材料もあれば3回で済む材料もある事でしょう。工程数が少なければ時間を短縮できるので、施工期間も短くなり、コストが安くなる可能性はあるかもしれません。また、材料自体の価格差もそれなりにコストに反映されます。
しかし、コストばかり優先して判断すると、思いがけぬことが起きたりします。
昨今様々なところからスカイコートWの見積依頼を頂いております。なかには施工出来るかどうか判らない場合や、初めてスカイコートWを採用したいという施工業者さんや設計事務所さんなどでは勝手もわからないので、現地への同行調査依頼を頂く事もあります。
そこで現地に赴き詳細を伺ったところ、なんと調査した現場の多くが過去数年以内に他工法で全面改修を行っていたという事実がわかりました。
詳細はケースバイケースですが大きな流れとしては、漏水のため改修工事を行い浸水や漏水は止められたものの、数年するとまた浸水が始まり、屋内に漏水してしまったというものです。
前回の改修工事がいつであれ、新たに修繕工事を行うにはまた足場設置から始めなければなりません。仮に足場業者さんに「1年前にやったから安くして」とお願いしてもまず受け入れてはいただけないと思います。
シーリングなどは1〜2年で傷むことは余程でない限り無いかと思いますので、そのあたりは安くなるかもしれないというレベルです。
特に足場はかなりの経費が掛かります。足場だけではなくシート養生も必要です。シート養生とは高圧洗浄する際に周囲に飛び散らないようにするためのものですので、必ず必要になります。
実際にあった例です。
外壁タイルから漏水があったため、割れ・浮き・欠損等の基本的な外壁タイル改修とともに雨水の浸入を防ぐことを期待して外壁タイル用のいわゆる目地モルタルの劣化や吸水を防止するというクリア塗材の工事を行いました。
このまま何事もなければよかったのですが、3年後に再び漏水が発生してしまい、スカイコートWで施工をやり直すことに…。
当初からスカイコートWで施工していれば、3年後に余分な経費が掛からなくて済んだという悲劇です。
これは実際に営業に伺って判った事実です。
全面改修工事を計画した際に、スカイコートWでの比較検討がそもそも無かったケースもあります。あの時に知っていたらと、地団駄を踏まれるケースもありますし、長期的視野で比較検討するべきだったと後悔されるケースもあります。
スカイコートWについて、様々な記事を掲載しておりますので、合わせてご確認いただければと思います。
・タイル目地防水だけでは十分ではない!外壁タイルからの漏水を面で防ぐスカイコートW
その他にも注目の防水工法ではスカイコートWの優位性を取り上げた記事がございます。
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面で押さえる為に特定出来ないひび割れ箇所からの浸水を防ぐことが可能
施工後に新たに発生するひび割れに追従することが可能
この2点が長期にわたる防水機能を担保出来る大きな理由です。
外壁タイルに塗布する材料として、撥水材、浸透性吸水防止材、塗膜防水材と色々ありますが、新たなひび割れ発生に対応できるのは塗膜防水材のみになります。
施工する際は、3年5年10年後のメンテナンスにかかるトータルコストを見据えた外壁タイル防水改修の計画を行う事が重要なのです。
当初予定していた効果のはずが、3年後に新たに追加出費が必要になってしまった。と言うことのないように、長期的視野で外壁タイル防水改修を検討していただければ幸いです。
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