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今月の注目防水工法

施工性の良さが防水改修工法の決め手になる

施工性の良さが防水改修工法の決め手になる

現在使用している建物の防水を改修する防水改修工事。改修工事は綿密に計画し行わなければなりません。計画の際に重要視する要素として「予算」、「改修方法」、「改修工事にかかる日数」等、様々な条件を踏まえて検討する必要があります。今回は、屋上防水改修を行うに当たって、どうすれば最適な防水改修を行えるかを解説いたします。

既存防水がどのようなものであれ、未来永劫に防水効果を担保することは出来ません。どのような工法であっても概ね10年から15年のサイクルで改修を行うのが望ましいとされています。

 

建築時はあまり将来の改修計画まで考えることは少ないかと思います。どこか不具合が起きてしまい、改修を急がなければならない場合もありますし、現状で不具合が無くても転ばぬ先の杖として定期的に防水改修を計画されるところもあります。

 

どちらの場合であっても、改修を行う場合には様々な検討をする必要があります。既存防水をベースに考えて、どの防水材料・防水工法で改修を行うのかをまずは検討するかと思います。

 

防水改修の検討

 

計画的な改修であれば時間をかけてじっくり色々と検討出来ますが、急な不具合発生の場合、特に室内に漏水しているという場合には急がなければなりません。

 

どちらの場合であれオーナー様は出来るだけ費用を抑えたいと考えるでしょう。

 

費用を安く抑えるとなると真っ先に思い当たるのは材料でしょう。もちろん工法によって工程や材料単価は違うので一概に比較するのは難しいものです。

 

費用を安く抑えるために、その建物の改修には適さない材料・工法を選定してしまうことも有るかもしれません。ここは慎重に工法を選定するべきであると思います。

 

検討後にどの工法で改修を行うのかを決定し施工されることになりますが、実際に工事を行わないと判りづらいことも有ります。いやこんなはずでは無かったと思っても引き返すことは非常に困難です。

 

商業ビルや病院などの施設、マンションの屋上など様々な状況がありますが、特に商業ビルや病院などの屋上は普段あまり目にする事もないため、いざ防水改修を行うとなると、あれ?という事が意外とあるものです。

 

施工が困難な場合がある

 

屋上というと何も無いと思われがちです。しかし屋上は何も無い分、ものを置けるということになります。物置を設置する、はたまた不要品を置いておくのとは違い、設備を増設出来るスペースがあるということです。

 

キュービクル(変電設備)、給水槽、電気や水道の配管、エアコンの室外機とそれらの配管。場合によっては天窓や排気筒など。人の出入りがある場合には、転落防止柵が設置されています。

 

新築の場合にはそれらの設備が無い状態で防水が施工されることが多いので、あまり気にすることはありませんが、改修となると話が変わってきます。

 

転落防止柵設置例 キュービクル・空調室外機設置例

1.転落防止柵設置例            2.キュービクル・空調室外機設置例

クリーングタワーとその配管例1 クリーングタワーとその配管例2

3.クリーングタワーとその配管例

 

これらの例のように様々なものがひしめいていると言っても過言ではありません。

 

もしこのような現場でアスファルトルーフィング工法やシート防水工法で改修をおこなうとなるとどうなるでしょうか?仮に防水に詳しくない方でも大変な手間暇が掛かりそうだと想像できるでしょう。

 

これらの「役物」には立上りがあるので、それぞれの仕舞いをする必要も有ります。

 

 

もしアスファルトルーフィング工法やシート防水工法で施工すると

 

当然のことながら非常に手間暇が掛かります。シートを切り欠き貼り合わせて接着していかなければなりません。先の写真のような現場であれば、相当な手間です。

 

なにより作業するスペースがないに等しいところも出てきます。写真1のような転落防止柵では笠木との距離が狭く作業がスムーズに行えないことでしょう。

 

写真2のようなキュービクルやエアコン室外機は良くあるケースですが、写真3のような古い設備が残っている場合、稼働しているクーリングタワーや配管が多々ある場合では一手間も二手間も余計に掛かってしまいます。

 

配管等が雑多な屋上現場例

このような雑多な現場でアスファルト防水を行う事を想像してみてください。

 

役物が多い場合には塗布工法が最適です

 

役物があっても比較的容易に作業を行えるのは「塗布防水」です。シートやシート状のものを貼っていくのではなく、塗っていくのですから作業性も良いし体が入り難い場所でも比較的施工が容易です。

 

塗りものといえば、大抵の方はウレタン塗膜防水材を思い浮かべることでしょう。しかしウレタン防水材は基本的に材料を流してレベリングさせていくことが基本ですので、広い場所では良いのですが、先の写真のような込み入った場所では作業性も良くありません。大量に流し込むという発想も有るかもしれませんが、材料には適した塗布量というものが有ります。

 

またウレタン塗膜防水材は溶剤系がまだまだ主流です。そう、溶剤系独特の臭気問題が懸念されます。屋上で居住者はいないからと思っても意外と階下にも臭気は漂うものです。

 

特に病院などで溶剤系の独特な臭気が漂ってしまうと大問題になることでしょう。

 

 

ウレタン系防水材がオススメ出来ないのは臭いだけではありません

 

またこういった現場では新築時にアスファルト防水が施されていることが非常に多いものです。

 

アスファルトルーフィングの上からウレタン塗膜防水材を直接施工すると、ウレタン防水材のプライマーでよく使われている溶剤の性質上、アスファルトを侵食してしまう恐れがあります。

 

また話題になることは非常に少ないものの1年に数回は起こっている溶剤への引火事故も懸念されます。防水改修時についでに他の設備改修も行われることが少なくありません。その際に溶接など火気を使用することもあります。その火花が引火して火災が起こってしまうものです。

 

1.完全水性なので下地防水材を浸食しない
2.完全水性なので溶剤を使用していないので臭気の問題が無い
3.水性なので引火する危険がなく火災の心配がない
4.塗布はローラーや刷毛で行うので作業性が良く、狭い場所でも比較的簡単に塗布することが可能
5. 立上りも同じ材料で施工が可能
6.通気緩衝工法であるビッグサンRX工法であれば、既存防水層(下地)から上がってくる水蒸気で防水層に膨れが発生する心配がない

 

これらのように、役物が多い場合であっても非常にスムーズに工期を短くすることが可能です。

 

狭小・役物多数場所での施工写真例1 狭小・役物多数場所での施工写真例2

狭小・役物多数場所での施工写真例3 狭小・役物多数場所での施工写真例4

 

 

唯一無二の防水工法

 

完全水性である為に、下地を浸食する心配もなく、臭気や火気の心配もない。通気緩衝工法であるので改修後の躯体の動きや下地水分の影響も少なく安心感がある。

 

狭小な場所、役物が多く手間暇掛かるところでもスムーズに作業が行える。

 

それでいて防水効果は問題なく担保出来る。

 

作業がスムーズに行えれば工期も短縮できます。もちろん平坦で役物が少ない場所と比較すると手間暇は掛かりますが、下記写真のような現場でアスファルト防水やシート防水を施工することを考えると現実的では無いと判断出来るかと思います。

 

配管など雑多な現場写真

 

このような現場では唯一無二の防水工法では無いでしょうか。

 

本現場は非常に極端な事例かもしれません。通常はここまで配管がひしめいていることもないかもしれません。


しかし転落防止柵やエアコン室外機、ダクト配管、給水槽、キュービクルが少なからずある現場も多いものです。

 

そういった場合でも、非常にスムーズに安心確実に施工が行える防水改修工法、ビッグサンRX工法は防水性を十分担保出来、スムーズに作業を行える優れた防水工法です。

 

 

◆ビッグサンRX工法はこちら
https://www.dainichikasei.co.jp/product/bigsun_rx/

 

 

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