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今月の注目防水工法

寒い時・梅雨時などで施工面が湿っていても施工可能プライマー

寒い時・梅雨時などで施工面が湿っていても施工可能プライマー

寒い時期には朝露などで結露し、早朝から作業を開始しようとしても、湿気のため施工ができない場合があります。そういった湿潤面でも施工可能な溶剤系・水系材料の「プライマーE」をご紹介します。


※本文中の「湿潤面」とは、素手で触れても手が濡れない程度の状態を指します。

プライマーは防水材だけでなく、一般的な塗装でも欠かせない材料です。一部には「プライマーレス」の製品もありますが、まだ一般的ではありません。

 

防水材や塗料を塗布する場合にはほとんどの場合プライマーが必要になり、下記の様な工程となります。

 

塗りの工程

 

施工者にとっては、手間が増えるため、プライマーが不要であれば助かると感じるかもしれません。しかしプライマーは「縁の下の力持ち」として重要な役割を果たします。

 

なぜプライマーが必要なのでしょうか?

 

プライマーには以下のような重要な役割があります。

 

下地と上塗りの密着(接着)性を高める

 

身近な例で言うとステッカーやシールがあります。

 

シールの裏面には剥離紙というツルツルの紙が付いています。シールの糊の面がそのままだとどこかに引っ付いてしまい使えなくなるために、簡単に剥がれるように表面が密着しない加工を施した、シールの糊面を保護する紙の事です。

 

衣類にシールを貼ってもだいたい直ぐ剥がれますよね?それは剥離紙と同じ様に密着しないためです。またアルミや鉄の材料にスプレー塗料を拭きかけて乾燥後に爪で擦るとペリペリと剥がれてしまいます。

 

同じ理屈でコンクリート面に防水材を塗っても密着性が低いと剥がれてしまいます。

 

プライマーには下地と防水材との密着性の向上の役目があり、下地とプライマー・プライマーと上にくる塗材との密着性が確実な物を使用する必要があります。

 

下地の表面強度を高める

 

プライマーを下地コンクリートやモルタルに塗布することにより、プライマーの成分が下地の毛細管空隙に浸透してアンカーのような効果を発揮して下地コンクリートとの付着力を高めます。

 

プライマーの浸透イメージ図

 

 

プライマーは基本的に専用が多いものです

 

どのような工法の防水材であれプライマーに求められる役割は、上塗りである防水材と下地の両方と密着してつなげる事です。そのため基本的には「専用プライマー」が発売されています。

 

各々の製品に最適な密着などの効果を発揮出来るよう、専用に開発されているプライマーです。下地の違いにより、金属面用やコンクリート・モルタル用などがあります。

 

防水改修など、既存防水を残したまま新たに防水層を施工する場合で、一部違う既存防水材がある場合には、防水材とプライマーは密着してもプライマーと既存防水材が密着しなければ無意味ですので、下地に残存している既存防水材の種類により、それぞれ専用のプライマーを用意しなければいけない場合もあります。

 

求められる万能的プライマー

 

既存下地が多岐に亘る場合には、どの下地でも密着することが求められます。これは施工上の面からも経費としての面からも妥当な考え方です。

 

また昨今の環境問題からもできる限り臭気のしない材料で、取扱の容易な水性の材料が求められてきています。

 

さらに、万能的に様々な材料(有機系や水性であっても)との密着性も高いとなると、そうそう存在していません。

 

そこで弊社が上市している、水性材料でありながら、下地がコンクリート・モルタル・FRP(トップコートが残っている場合は処理が必要です)・ウレタンなどでも密着する「スカイレジンプライマーE」の出番となります。

 

スカイレジンプライマーEは水性材料であるために、臭気は殆どありません。

 

 

スカイレジンプライマーEの下地材料の適用性

下地 プライマーE
モルタル
コンクリート
ALC
ケイカル板
鉄板 ○※
ウレタン防水 ○※
ウレタン床材 ○※
カラクリート
硬質塩ビ ×
塩ビシート ×
※目あらし処理を条件とします

 

上記の様に多様な材料に密着します。

 

作業性も良好

 

ローラー及び刷毛による塗工作業が良好ですので、施工が比較的簡単に行えます。

 

どのような優れた材料(プライマー)であっても作業性が良くなければ使いづらいものです。作業性が良いと言うことは、全体的な工期を計画通りに遂行出来るメリットもあります。


スカイレジンプライマーEはエポキシポリマーセメントの特長を持ったプライマーで、混合後のスラリーは低粘度でローラー刷毛等により薄く(0.15〜0.30kg/m2)塗布することが可能です。

 

スカイレジンプライマーEの使い方動画

 

 

 

他にはほとんど無い、湿潤面への施工が可能です

 

冬場の寒い時期や雨降りの後では施工面が湿っていることがよく有ります。

 

朝から作業しようと現場に来たものの、あれ?濡れているじゃないか!ということが少なくありません。

 

もし溶剤系の材料であれば施工は出来ません。乾燥するまで待つか強制的に乾燥させる必要があります。日当たりが良く天気が良ければ午後から作業可能になるかもしれませんが、それまで何も出来ません。

 

強制乾燥させるには、それなりの設備を準備しなければなりません。

 

しかし、スカイレジンプライマーEでは乾燥面はもとより、湿潤面でも施工が可能です。施工後条件が良ければ最短約2時間程度で次の工程を行う事も可能です。

 

現状万能ともいえるプライマー

 

水性でありながら、コンクリートやモルタル、鉄板、ウレタン防水、カラクリートなどに湿潤面であっても施工が可能なプライマーは万能ともいえるかと思います。

 

防水材だけにとどまらず、駐車場の改修などにもご使用いただけます。

 

屋上での施工例

 

施工例

 

湿潤面でも施工可能な万能プライマー、「スカイレジンプライマーE」をぜひお試しください。

 

 

スカイレジンプライマーEについてはこちら


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https://www.dainichikasei.co.jp/product/pri.html

 

 

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