ビッグサンURX工法が、ポリマーセメント系塗膜防水として、業界で初めてJASS8メンブレン防水層の性能評価試験9項目において好成績を修めました

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大日化成株式会社|小林知義

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会社案内 『TOPICS』記事を、ご紹介いたします。

JASS8 メンブレン防水層の性能評価試験とは?

日本建築学会が、建築工事標準仕様書を制定する仕様書で、JASS(Japanese Architectural Standard Specification)と略称し、工事種別毎に番号がつきます。防水では8が付与されているために、JASS8 となります。

日本建築学会が提唱する防水には4種類あり

1.メンブレン防水工事
2.ステンレスシート防水工事
3.ケイ酸質系塗布防水工事
4.シーリング工事

と大別されています。

1.のメンブレン防水工事(塗膜防水)に、弊社の主製品である、ポリマーセメント系塗膜防水が含まれます。

下図は一般的な区別の図で、日本建築学会が提唱するものとは違います。

防水材の比較はポリマーセメント系塗膜防水材との比較ページをご覧下さい。

こうした区分けされた防水工法毎に、標準仕様を定めており、その仕様にもとづきどの程度の性能があるのかを試験するものです。

性能評価試験の結果が、各団体などの指標になります

例えばUR都市機構様は独自の基準を定めておられますが、その基準算定の参考になっているものです。

こうして各団体などの基準の指標となるもので、基準を満たす防水材の選定に活かされています。

また、社会情勢や環境問題などを鑑みて、より世情の要求に応じるべく内容が改訂されています。

日本は北は北海道南は沖縄まで南北に長く、平均気候もかなり格差があります。北海道では摂氏マイナス30度、沖縄では摂氏40度近くまで上昇します。こうした格差のある気候のなか、どの気候でもどういった環境でも耐えうるような防水材を評価する試験ですので、メンブレン防水層の性能評価試験は過酷と言っても過言のない試験とも言えます。

ポリマーセメント系塗膜防水材としては業界でも初の好成績を修めました

ビッグサンURX工法(ポリマーセメント系塗膜防水・通気緩衝工法)が、これまで各社なし得なかった、JASS8 メンブレン防水層の性能評価試験の全項目において、好成績を修めました。

項目 試験結果
水密 漏水なし
へこみ 20℃ へこみ4
60℃ へこみ4
耐衝撃 0℃ 耐衝撃2
20℃ 耐衝撃3
60℃ 耐衝撃1
疲労 疲労A4
ジョイントずれ ジョイントずれ3
ずれ・垂れ ずれ・垂れ3
コーナー部安定性 コーナー部安定性3
耐風

耐風4

ふくれ ふくれ4

JASS8 メンブレン防水層の性能評価試験結果は左の絵をクリックして下さい。
PDF で内容がご覧いただけます。

今回、好成績を修めたことによって、よりビッグサン通気緩衝工法の性能が身近なものになったのではと思います。

 


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