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今月の注目防水工法

老朽化マンションの救世主となったスカイコートW

老朽化マンションの救世主となったスカイコートW

外壁タイルやタイル目地が劣化しひび割れを起こしていた某マンション。部分補修するも他の箇所から漏水したりのいたちごっこで途方にくれかけていた管理組合が選んだ外壁タイル防水改修工法とは?

はじめにマンション外壁に磁器タイルを施工したのは1965年に建設された東京都内のマンションだといわれています。当時の価格で1億円したということですので、とんでもない高級マンションだったとおもわれますが、これに倣って大手マンションデベロッパーが外壁に磁器タイルを使用し、高級マンションとして展開したことから、人気に拍車が掛かり一気に拡がっていきました。

 

磁器タイルの見た目の美しさや堅牢さから、外壁に磁器タイルを使用すれば高級マンションであるというような風潮が出来上がってきたのです。

 

この当時に建設されたということは2021年現在で築後かれこれ60年近く経過していることになります。建設当時に産まれた子どもが、あと数年で還暦を迎えるという程に長い時間が経過しているのです。人間であれば概ね健康な人でもなんだかんだと体に不調を訴えることも多いように、建物もかなり疲弊した状態だと言うことです。

 

 

磁器タイルは半永久であるものの、外壁は半永久ではない

 

タイル割れの例磁器タイルは1,300℃程度の高温で焼き固められた堅牢な材料です。硬度も高く外壁材としては非常に優れたものであることには違いありません。タイルそのものは半永久といっても過言ではない堅牢さです。

 

しかしながらこれを外壁材に使用したからといって、外壁が半永久に維持できる訳ではありません。

 

タイルは1枚1枚モルタル下地に貼り付けて固定されていますが、地震をはじめとする建物の揺れや微動、四季による気温の高低差、雨や雪・霜などの影響をモルタル下地共々に受けています。そういったことからタイルにひび割れや浮きや欠損等の現象が生じてしまうこともあります。

 

またタイルは隙間なく貼るのではなく少し隙間を空けて目地にモルタル目地材を埋めて施工されます。

 

そのモルタル目地材にもひび割れや欠損が生じてしまい、モルタル目地材が白華していることも多々見受けられます。またひび割れ箇所から雨水の浸入が始まり酷い場合には内部に水漏れが起きる原因ともなっています。

タイル目地割れの例目地割れの例

 

 

 

 

 

 

 

 

目視点検でひび割れを発見し部分補修を行うが・・・

 

外壁タイルを施工したマンションは概ね分譲が多い事から管理組合が機能し、定期的な補修改修がおこなわれることが一般的です。弊社ビッグサンのような屋上防水であれば、そもそも施工後10年から15年程度で改修するという目安もあります。また塗装の場合も見た目の問題なども有り10年を目処に改修がおこなわれることが多いのですが、外壁タイルの場合、打診による浮き調査は行っても防水改修と言う概念がかなり低いのが現状です。

 

もちろんなにかしらの原因で欠損してしまったりすることもありますが、そういう場合は部分補修が行われます。目地も割れていることが発見されると目地のモルタルやコーキングを部分的に補修することが大半です。

部分補修をくり返した例

この事例では、目地が割れていることからモルタル目地材の補修が多々行われていました。

とはいえこれは対症療法に過ぎず、モルタル目地材が割れていることから起こる不具合の根本的解消にはなっていないことが大半なのです。

 

築40年あまりのマンションでの事例

 

築40年経過で外壁が老朽化したマンションとある築40年あまり経過したマンション、1階2階にはテナントも入る中規模マンションです。

 

当然管理組合も機能し定期的な改修もおこなわれていましたが、壁面に関しては部分補修をくり返していました。

 

見た目だけの問題ではなく漏水が起こっており、漏水箇所の外壁を調べるとひび割れが発生していたので、そこを補修する。ということをくり返していたのです。

 

しかしあまりにも漏水箇所が多く、折角補修した箇所も1年を待たずして再度漏水するという事態に見舞われていました。

 

このままでは全てのタイルを撤去し再度外壁タイルを貼り付けるような、途方もない超大規模改修をおこなわなければならないのかと管理組合員の方々は不安におびえていたそうです。

 

 

建築会社様のご提案はスカイコートWでした

 

建設会社に相談をしたところ現状を踏まえ諸々検討したうえで管理組合様へ提案したのは、部分補修という小手先ではなく、また全てのタイルを張り替えるという天文学的費用の掛かる大規模改修でもない、最も優れた「面で止める」というスカイコートWでした。

 

過去に使用し好感をえていただいているスカイコートWをオススメいただいたのです。

 

◆スカイコートWの大きな特長として

  1. 防水材である
  2. 透明である為に既存のタイルの風合いを損なわない
  3. 塗膜の伸び・強度に優れるため、下地の動きに充分対応出来る
  4. 全ての材料が完全水性のため、有機溶剤特有の臭気が無い

 

これらの特長を十分にご説明いただき、管理組合様にご納得いただきました。

もちろん傷んでいる箇所のチェックは充分行い欠損している箇所は部分補修を行った上での施工となります。

 

簡単施工で工期も短く済みます


 

スカイコートWは簡単施工スカイコートWは1液性ですので、計量・撹拌の作業が無く、そのままローラーで施工が出来ます。

 

先の外観写真からもお解り頂けるように、非常に凝った作りで凹凸が多々あるために施工性が良くないのですが、ローラーで塗っていくだけですので、比較的早く施工することが可能です。

 

 

 

スカイコートW の施工風景 

人の手が届けば大小様々なローラーを使いわけてスイスイと塗布することが可能です。

 

ベランダでの作業でも居住者に健康被害の心配はありません


改修作業ですのでベランダのように居住者の生活区域にまで作業が及びます。これまでの有機溶剤を使用したものであれば、ベランダのサッシを閉じていても不思議とどこからか室内に臭気が立ちこめるものです。

 

しかしスカイコートWは完全水性材料ですので有機溶剤特有の臭気はありません。そのため養生のためのシートはあるもののサッシを開けていても、日常と変わりなく過ごせたことに居住者からも非常に好感を得たとのことです。

 

なにより、作業されている方自身が有機溶剤対策をまったく行う必要がないと言う事も、重要な事です。

 

さらに1液性ですので混練する手間もありませんので、作業途中で材料がなくなっても、新しい缶を開缶して塗るだけです。溶剤臭はなく材料の準備も早いという作業者にとっても一石二鳥の材料なのです。

スカイコートW施工後すぐのタイル表面施工後すぐのタイル表面

 

施工後のスカイコートW

透明度が高いので元からのひび割れが透けて確認出来ます 。

 

非常に喜んで頂けた施工となりました


いくら補修をしても漏水が止まらない、直した箇所でも再び漏水してしまう。この状態では全面タイル張り替えしかないのか?!と半ば落胆する状況に現れたスカイコートW

 

施工後は、あれだけ繰り返していた漏水がピタリと止まり、費用は多少かかりましたが、漏水に対して安心して過ごせることを考えると十分な満足度とのことでした。

 

施工1年後に状況を確認いたしました。


スカイコートW で外壁改修した1年後写真その1

スカイコートW で外壁改修した1年後写真その2

施工後1年経過した頃に現地に伺い、外からではありますが状況を確認してきました。
写真の通りまだまだ艶は健在(仕上げが半艶)ですし、これまで起こっていたような白華も見受けられません。

 

このマンションにとって救世主となったスカイコートW

 

他のマンションや商業ビルなどでも充分活躍できる材料となっております。

 

是非とも外壁タイルの改修にはスカイコートWをご選択いただきますよう、お願い致します。

 

スカイコートW紹介ページはこちらです


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 


https://www.dainichikasei.co.jp/product/skycoat/

 

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