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HOME > 防水の話題 > 改修工法にRX工法が選択される理由 Vol.1-下地を選ばない

今月の注目防水工法

改修工法にRX工法が
選択される理由

Vol.1-下地を選ばない

どのような防水も耐用年数があり、概ね10年までに防水を何らかの方法でやり替える必要がありますがり既存防水が、アスファルト防水・FRP防水・ウレタン防水・シート防水などであっても、改修工法では「ポリマーセメント系塗膜防水・BIGSUN RX工法(通気緩衝)」を選定頂く案件が増え続けています。これから数回にわたり、なぜRX工法を採用頂いているのかをご説明いたしたいと思います。

 

Vol.1 下地を選ばない

 

防水改修は概ね最初に施工されているものと同じもので改修する事が多いのですが、いままで防水を施してきた既存の防水層をどうするか?が問われます。

 

・完全に剥がして新たにやり替える方法
・傷んでいる箇所を補修して改修する方法
・今ある上に新たに防水を施す方法

 

などが、おこなわれます。

 

完全に剥がすのであれば次の工法は何でも選択可能とは思われますが、部分補修や上から被せてしまう工法では、簡単に施工というわけにはいきません。下地が新規とは違い「もともと有った防水層」だからです。

 

シート防水・アスファルト防水・ウレタン防水・FRP防水など様々な種類の傷んだ防水材の上から、新たに防水を施すのですから、それらに密着する必要があります。

 

当然汚れなどの洗浄などはおこないますが、既存防水層に水が浸入している可能性も有ります。また防水層が傷んでいた場合にはさらに本来の下地にも水分が含まれている可能性も有ります。

 

表向き綺麗に下地処理を行ったとしても、その中に水分が含まれていたら、そのうちその水分が上に上がってきます。しかしその上には改修工法で施工された防水層がある為に外へ抜けることを妨げるのです。

 

すると自然の摂理で、下から圧力が掛かるのですから上にある防水層が膨れてしまうことになります。フクレを放っておくとそのうち破壊されて防水効果が無くなってしまいかねません。

 

そこで、注目されているのが「通気緩衝工法 ビッグサンRX工法」です。下からの水蒸気を面で逃がすことが出来、脱気筒から放出されるので、フクレの心配がありません。

 

フクレの防止仕組みについてを動画で解説

 

 

RX工法では、下地の動きによる防水材への影響を緩衝するために、耐疲労性能にも優れています。

 

耐疲労性能については、JASS8 メンブレン防水層の性能評価試験方法に基づく疲労試験を実施し、最終工程である工程3まで耐え「異常を認めない」A4区分に相当する性能であることを確認しています。

 

ウレタン防水のような塗布防水の場合には、概ね表面は平滑です。しかしアスファルト防水のようなシートを被せる防水工法の場合には、合わせ目が存在します。つまり凸凹しているわけです。そういった下地に凹凸があっても、通気緩衝工法のため下地の凹凸を吸収できるばかりか、下地が傷んでいても新たに施工する防水層には非常に影響を与えにくいものとなっています。

 

余程傷んで既存下地に影響があればその箇所の補修は必要になりますが、基本的にはこれまでの防水層の汚れを洗浄し、そのまま施工することが可能なのです。

 

また密着に関しては、夢の下地調整材ともいえる、スカイレジンエポフィラーなどで、ほぼ全ての下地への密着が可能です。

 

剥がす・下地調整・下地処理などがほぼ不要なことから、短い工期で施工が可能です。つまり、費用を大幅に抑えることが出来ます。

 

短納期で安価に抑える事が出来る。

 

採用頂く事が増えている大きな理由のひとつです。

 

 

ぜひ一度、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

◆ビッグサンRX工法についてはこちらをごらん下さい。
https://www.dainichikasei.co.jp/product/bigsun_rx/

 

◆JASS8メンブレン防水層の性能評価試験についてはこちらをごらん下さい。
https://www.dainichikasei.co.jp/topics/jass8.html

 

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