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HOME > 防水の話題 > 火気を一切使用せず高度な技術が無くても施工が可能な、安全安心な水系塗膜の防水工法のご紹介

今月の注目防水工法

火気を一切使用せず高度な技術が無くても施工が可能

1年に数回起きる防水工事による火災事故。BIGSUNは火気を一切使用しない、安全安心な水系塗膜の防水工法

防水工事現場で火災?

 

防水工事と火災事故ってあまりピンと来ない方が多いかと思います。一般的なイメージであれば、防水と言うくらいですから、火災より漏水をイメージされる方が大半ではないでしょうか。しかし残念なことに、防水工事現場での火災事故は新規の建設工事現場・既存防水の改修工事どちらでも起こっています。

大きな施設で火災が起きるとニュースで報道されますが、詳しい原因はあまり報道されませんので、お気づきにならない事もあるかと思います。

アスファルト防水の溶融釜から発火し延焼したり、溶剤等に使用される発火物に引火したり、有機溶剤系の防水材を混練する際に使用法を誤り発火してしまったりと、意外に防水工事に起因する事故が起きています。

 

主な原因は火気使用に依るものです

 

大きな現場になると複数の業者が工事を請け負いますが、同じ建物の北側工事現場では前日雨が降ったため塗面が塗れていたことから、コンクリートをガスバーナーで炙って乾燥させていました。一方東側の現場では予定通り防水材の施工をおこなっていたところ、その有機溶剤系の防水材料へ北側面で使用していたバーナーの火が引火し火災となりました。

 

 

また、複数の業種も混在していますので防水工事をやっている近所で金属・金物工事をしていた溶接の火が飛び散ったことから引火するという事例もあります。

これらは別々の業者で作業が重なってしまったことが原因の一つですが、アスファルト防水の溶融釜からの出火は単独事故です。また、アスファルト防水のトーチ工法ではバーナーで炙りながら施工するため、常に火気を使用している状況ですので、何が災いするか判らない状況です。

アスファルト溶融釜 ※火災とは関係ありません。

 

新設なら工事関係者しかいませんが、改修工事となると概ねは居住者がいる中での作業となるので、万が一の事があると第三者を巻き込んでしまう惨事となりかねません。

 

火を使わない防水材が安全です

 

屋根に防水をおこなうという概念ができはじめた頃は、アスファルト防水しかありませんでした。その為歴史も長くかなりの建物の防水はアスファルト防水であるといっても過言ではないほどです。

当初のアスファルト防水から現在に足るまで様々な改質がおこなわれて、熔けたアスファルトを撒いて接着させる工法では周囲への臭気の問題や作業者が熔けたアスファルトで火傷負傷するという危険回避のために、アスファルトを溶かして接着するのではなく、接着面をもつ改質アスファルトシートというものも出てきています。

しかしシートとシートの継ぎ合わせ面から水が浸入することを防ぐ為に、100mmほど重ね合わせてかつ重ね合わせた面はトーチで炙って溶着させることが推奨されており、火を使わない冷工法と呼ばれていても火気を使用するシーンが少なからず存在します。

こういったことから、『火気を全く使用しない理由から塗膜防水を採用する』事も増えてきています。

 

水系だから引火の危惧がないビッグサン

 

ポリマーセメント系塗膜防水材・BIGSUN シリーズでは水系ですので、希釈するのは「水」です。同様の塗膜防水でもウレタン系では有機溶剤を使用することが大半ですので、工事中に何らかの起因で材料に引火してしまう可能性は捨てきれません。

人体(作業者)への健康被害を懸念することからも、特定化学物質障害予防規則(特化則)の規制を受ける、有機溶剤を使用しない水系BIGSUNであればさらに安心できる防水材料と言えます。

 

火気を使用することなく熟練工不要の塗膜防水BIGSUN


ドロドロ溶けたアスファルトを均一に撒きながらアスファルトシートを被せていったり、ロール状のアスファルトシートをトーチで炙りながら溶かして拡げていきながら接着させていくのはかなりの熟練した技術が必要です。

 

後継者不足のなか熟練した作業員を育成するのは困難な状況で、業界全体の問題でもあります。 その為、最低限の知識や技量は必要なものの、アスファルト防水のように高度な熟練度も必要なく施工が可能な塗膜防水が注目されつつあります。

先にお伝えしたように長い歴史での実績だけで採用を決めるのではなく、衛生環境や施工性・安全性といった見知からも採用選考の要素が重要視されてきています。

 

RX工法の施工風景

 


シートを貼るのもRXボンドを塗布しながらシート状のロールを被せていくだけです。

 


RXシートのジョイント処理(RXテープ)も比較的簡単に施行が可能です。

 


RXシート施工後に下塗りから塗っていきます。

 

歴史という時間を技術革新で追いつき追い越す


エマルション系塗膜防水材は、主材となる樹脂が開発され採用されたのが昭和50年代と防水材では後発です。明治の頃から採用されてきたアスファルト防水とは当然比較にはなりません。しかし初代の製品から何回も改良を重ねて現在の需要に合うよう、要求にお応えできるようになっています。化学の進歩で歴史という時間を短縮しています。

高度成長期の建築ラッシュにはほぼアスファルト防水しかありませんでした。それらの建造物の防水改修も幾度となく迎えていることと思います。毎回アスファルトを剥がし新しく張り替える工法では時間も費用も掛かります。また、カバー工法で重ね合わせるにしても限度があります。アスファルトシートはその性質上厚みがあり、重みも有ります。重ね合わせると同じ面積をカバーすると単純に倍の重量となり3回目には3倍にもなります。

これらはボディブローのように建造物にじわじわと影響をあたえることになります。

 

カバー工法としての改修工法に最適なBIGSUN


もとの防水材を剥がして新たに防水層を構築する場合は、下地の防水材のことを考えることはありませんが、手間が発生するのと、剥がした防水材の廃棄問題があります。

アスファルトシートですので燃やすわけにはいきません。余程既存アスファルト防水が傷んでいない限りカバー工法が採用されることが多いと思います。

他方で塗膜防水ではその性質上厚みがアスファルトシートに比べて薄くとも効果を発揮するので、工法によって差はあるもののアスファルトシートなどに比較すると非常に薄く重量も概ね30%程度で済みます。

仮にアスファルトシートが5mmだとした場合、3回改修すると15mmになります。 最初はアスファルト防水で、ビッグサンで2回改修したとしても5mm+2mm+2mmで理論上ですが9mmで済みます。

2回目以降はなにを選択されますか?自ずと答えは出るかと思います。

また最初のアスファルト防水層の傷みがほとんど無い状態、もしくは多少の傷みはあるもののきちんと補修してカバー工法でポリマーセメント系塗膜防水材・ビッグサンにて改修した場合、既存防水層の防水性能も維持しますので、より強固な防水機能を発揮します。

 

BIGSUNは下地の動きにも追従します


建築仕上げ面のコンクリートのひび割れ追従はもとより、下地になる防水層の動きにもBIGSUN RX工法なら追従します。そして下地面から吹き出てくる水蒸気も通気緩衝工法ですので、防水面に危害を与えることなく空中へ放出します。

 

RX工法(通気緩衝工法)が下からの水蒸気(空気)を吐出する様子を再現しました。

 

なにより、次の防水改修も同じBIGSUNで比較的簡単に実施することが可能になります。

 

改修工法(もちろん新規施工でも)では、火気は一切使わず安全。水系で臭いも無く特化則の問題もクリア。熟練工でなくても施工が充分おこなえるBIGSUN 。

改修工法をご検討の際には、ぜひともご採用いただければと思います。

 

RX工法についてはこちらをご覧下さい。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

https://www.dainichikasei.co.jp/product/bigsun_rx/

https://www.dainichikasei.co.jp/product/bigsun1/bigsun1_kouhou.html#rx

 

ぜひ一度、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

 

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