施工箇所 | 既存下地 | 現場条件 | 検討仕様 | 採用工法 |
屋上 (工場屋根) |
砂付アスファルトルーフィング ゴムシート |
火気、溶剤厳禁 あらゆる下地に対応できる材料 大面積に対応可能な防水工法 |
アスファルト水 ゴムシート |
ビッグサンRX工法 (遮熱トップ) |
栃木県内某自動車工場の場合。
栃木県内の某自動車工場の屋上改修工事で、2007年に1期工事があり、今回(2016年)で4期目となります。
自動車工場の屋根ということもあり、製造ラインを止めての施工が不可能なために、階下に塗装ラインもあることから、有機溶剤系の材料を使うことが出来ません。また、多年にわたり建物の建て増しがくり返されており、その都度アスファルトであったり、ゴムシートであったりと一貫性がなく、そもそもの劣化度合いも違っているために、あらゆる下地に対応出来ることが条件でした。
また、夏期の温度上昇をおさえるべく、遮熱トップが塗布できることも必須となりました。
そこで、大日化成の通気緩衝工法である、RX工法(トップUR仕様)が採用となりました。通気緩衝工法であるので、下地からの水分などを放出することができるのと、工場ですので内部では天井クレーンやリフトが右往左往に巡らされており、それらの振動にも対応が可能です。
工期は4期まで終了し、延べ施工面積は30,000u以上となっております。
上記の他にも、水系ですので、火気の心配がないと同時に、有機溶剤の嫌な匂いがしないということも、採用された重要なファクターでもあります。
1. 塗装ラインなどがあり、溶剤を含む材料を使えない。
2.既存の防水仕様がアスファルト、ゴムシートなど多岐にわたり劣化もまちまちで、それらに対応可能である。
3.建物の揺れに追従できる
4.遮熱トップが塗布可能である事。