大日化成は環境に優しい屋上緑化資材・防水材メーカーのパイオニアです

コンクリートと言えば、鉄とともに、建築物の材料としてごく一般の方でも身近な存在としてしられています。 コンクリート＝硬い＝恒久的　というイメージがあるようですが、実はコンクリートは圧縮には強いですが、引っぱりには弱いという特性があります。

 

その為に、一般的には「鉄筋」をいれて、補強して使われることが多いのです。 建築でも使われる箇所はたたあります。鉄筋を入れるのは柱や床などの構造関連の箇所をそうぞうしますが、躯体だけでは建物はなりたちません。

 

例えば大日化成製品がよく使われるのは、屋上のコンクリートに防水を行うために、ポリマーセメント系塗膜防水材「ビッグサン」が使われていることはご存じの通りですが、屋上も躯体の一部ではあります。 機能面としてコンクリートが使用されているのは、排水槽です。 見えるところには無いので、一般の方からすればほとんどなじみの無いところです。

 

一般のご家庭では排水マスと言われるものが知られていると思います。 水は高いところから低いところへ流れていきますが、位置や構造によっては自然には流れません。その為に一旦排水を集めるところを設けて、そこからポンプなどで排除するために設けられたり、バラバラにあつまってくる排水を一箇所にまとめて、そこから下水管に排水する集約の役目もあります。ほかにも色々な効果をともなった排水槽があります。

 

これらの大半はコンクリートで成型されています。さきに記述したようにコンクリートの強度は、鉄筋を入れたりして補強できますが、排水槽では常に水に触れているという特性があります。その為に、水が漏れていかないように防水が施されます。 防水を施すことでコンクリートと水分が直接触れることはありません。しかし排水槽には常に満タンに水分があるわけではありません。その為防水が施工されるのは、床面と壁面というのが大半です。水分がふれないところに施工しても無駄という効率的な考え方からですので、理にかなっています。

 

しかし雨水のようないわゆる普通の水分であれば、さほど問題も有りません。しかし純水がたまっているわけではありません。下水ではほぼ密閉された箇所に滞留しており、下水中に含まれる硫化化合物から、硫化水素が生成されます。 この硫化水素が原因となりコンクリートがむしばまれます。酷くなると破損してしまいます。コンクリートの強度がなくなり、ぼろぼろになってしまうのです。

 

下水以外にも排水槽はあります。 厨房の排水槽です。厨房では一般家庭では比にならないくらい、油や洗剤などが排出されています。そこに微生物（バクテリア）の影響でガスが発生してコンクリートをむしばんでしまいます。

 

そういったコンクリートの腐食を防ぐために、コンクリート防食（ライニング）が必要不可欠となっているのです。 大日化成では、「ビッグサン防水工法」に日本下水道事業団の防食技術マニュアル（平成１９年度７月版）適合の 「スカイレジン ファインエポシステム」及び、日本水道協会規格ＪＷＷＡＫ１４３＜２００４＞適合の「スカイレジン アクアエポシステム」を融合した 複合防水工法をご提供しております。

 

ポリマーセメント系塗膜防水とエポキシライニング材を複合することにより、防水効果と防食効果を兼ね備えた 複合工法になります。

 

防水＋防食　人と環境に最大限配慮し、効果を得ることが出来る、画期的な複合防水工法です。 新設だけでは無く、既存の排水（上下水道）にも施工して頂けるよう、上水道施設コンクリート構造物の防食工法として「スカイレジンアクアエポ工法」・下水用としてスカイレジンファインエポ工法」それぞれをご用意しております。

 

排水槽・厨房排水槽・汚水槽・下水槽・中水槽・雑排水槽など多種にご利用いただける

防食防水工法をぜひご検討ください。

 

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