クール・ド・ルーフ MR工法
工場の屋根改修に幾つもの工法が見積検討されますが、弊社のMR工法がなぜ採用となったのかをご説明致します。
★カバー改修工法が使用できなかった
現実的に屋根自体の葺き替えは非常に難しく、改修工事の選択肢の一つとしてまず挙げられるのは、屋根自体を新しい金属製の屋根で覆ってしまう通称【カバー工法】です。
いくつかの選択肢の中で、当然カバー工法は検討されていました。ただし、問題はこの工場屋根が==2回目の改修工事==であったことです。
2度のカバー改修工事は、建物の積載荷重制限を超えてしまい、構造設計的観点からNGとされました。ここで有無も言わせず最有力となったのが、弊社のビッグサンMR工法です。
屋根を覆うのは強靭な防水塗膜であり、その荷重は2.0kg/uにも満たない超軽量の改修工法です。震災大国の日本において積載荷重は人命にも関わる問題となりますので、その制限スレスレまで負担をかける工事を続けていては、いざ新しい異常が起きた時になにも手立てがなくなるかもしれません。建物にも改修工事にも“絶対”“100%”はありえません。
そういう時に補修も容易な防水改修工事をご検討されてはいかがでしょうか。
ちなみに当工場の屋根はもともとスレート製であり、そこにカバーされた金属屋根への改修工事となりました。
★屋根形状が複雑であった
カバー工法と同じく改修工法の選択肢として挙げられるのは、【シート工法】です。防水性のあるシートやルーフィングを貼り付けることにより屋根を覆ってしまう改修工法でありますが、当工場では使用不可でした。
それは当工場の大部分は一般的な金属屋根であったものの、一部、形状が複雑でシートを貼ることが困難であったからです。どうやら防水塗膜を塗り込むのにも苦労した個所もあったようで、シートを貼ることは到底できませんでした。
また、シート改修工法であっても、最初にサビ止め塗装が必要になることから、そのまま塗り物(塗膜)で施工してしまった方が効率的なのかもしれません。
ビッグサンMR工法はおかげさまで、某大手自動車工場屋根等でもご採用頂いており、施工実績も増えております。前述したメリットに加え、屋根に一切の穴(ネジ固定も含む)を開ける必要もないことから、工場内での作業を継続したまま施工ができる最も効率的な改修工法として認知してくださる方も多くおります。
MR工法についてはご不明な点などございましたら、お気軽に弊社営業部までお問い合わせください。
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