どれだけ燃えにくいかを実証してみました。
橋梁を維持管理する優先事項として、漏水対策はかかせません。橋梁の伸縮継手(エキスパンションジョイント)は、非排水式の採用が多く、雨水などが浸入すると腐食し橋梁の寿命を短くしてしまいます。
そこで、シール材が必要とされるのですが、伸縮継ぎ手ですので伸縮性に追従しなければなりません。また屋外ですので耐光性や施工時のセルフレベリングなどの様々な要求を満たした、ポリブタジエン系弾性シール材・スカイシールF-1はこれまで数多く採用頂いております。
昨今の需要はこれらの性能に増して、万が一の道路火災にて、被害を少しでも軽減させるべく、火災の炎に強い。つまり燃えにくい(難燃性)が求められてきております。
これまで主材料である有機物・ポリブタジエン系弾性シール材では、難燃性を実現するのは困難とされてきました。
しかし、当社技術開発の研究の成果にて、この度、ポリブタジエン系弾性シール材のスカイシールF-1に難燃性を付加した製品の開発に成功し、スカイシールF-1(NN)として販売を開始する予定でございます。
難燃性の基準(UL94HB適合)もクリアしたうえに、従来からの耐水性・耐熱性・耐光性はほぼ維持したままの製品となっております。
性状などの詳細は、後日正式な製品ページを公開させて頂きますが、はたしてどれくらい燃えにくいのか?実証実験を行いましたので、その映像をご紹介させて頂きます。
実験は、従来のF-1とF-1(NN)とで同サイズのブロックを作成。それら各々に同条件にてトーチであぶりました。
その様子をごらん下さい。
燃えにくいポリブタジエン系弾性シール材。スカイシールF-1(NN)
ぜひ一度、弊社営業部までお問い合わせ下さい。