施工箇所 | 既存下地 | 現場条件 | 検討仕様 | 採用工法 |
屋上 | アスファルト押さえコン +FRP防水 | 街中での工事のため、 ◎振動・騒音・臭気がないこと ◎FRPの上に施工できる仕様であること ◎通気仕様であること |
塩ビ機械固定工法 FRP防水 |
エポフィラー ビッグサンRX工法 |
大阪市内4階建てのテナントビル屋上の改修で、既存下地はアスファルト防水シンダーコンクリート押さえで、10年程前にFRP防水で一度改修工事を行っていますが、 FRP防水の磨耗、ハガレ等があり、一部漏水が発生している状態でした。
再度FRP防水での改修も当初検討されましたが、付着の問題と隣りがアパートという事もあって臭気の問題があるため廃案となり、塩ビ機械固定での改修も検討されましたが、こちらも屋上のすぐ下が会社事務所となっており、アンカー施工時の騒音が問題となり再検討となりました。
最終的には、水性材料で臭気も少なく、通気緩衝工法であるビッグサンRX工法が採用となりました。既存FRPとの接着は間に素地調整としてエポフィラーを施工する事で解決しました。
1. シート防水施工時のようなリベット固定の機械的な騒音・振動がない
2.水系素材のため、臭気がほとんど無いために、作業者はもとより周辺環境へも配慮できる
3.下地が傷んだシート防水であっても、エポフィラーを施工することで、密着度を上げることが出来る
4.水系防水材でありながら、通気緩衝工法である